Cut

ダイヤモンドの魅力を引き出すのに重要なのがカットです。カットは、ダイヤモンドが持つ3つの輝きの要素(ブリリアンス、ファイア、シンチレーション)に影響します。ブリリアンスとは、 研磨済みダイヤモンドの内部や表面から反射される白色光の組合せを、ファイアは研磨済みダイヤモンドから観察できる色光の閃光、そしてシンチレーションは、ダイヤモンド・照明・観察者が動くことによって 観察される光のきらめきを表します。一般的に多くみられるダイヤモンドの形を、ラウンド ブリリアント カット(下図)と呼び、57もしくは58の面(ファセット)を持ちます。

Cut Grade

ダイヤモンドのカットは、プロポーション・ポリッシュ・シンメトリーの3要素が、それぞれ5段階評価(Excellent, Very Good, Good, Fair, Poor)で鑑定されます。プロポーションとは、テーブルのサイズ(下図:table size)・クラウン角度(下図:crown angle)・パビリオン角度(下図: pavilion angle)の相対的な関係。 ポリッシュは、ダイヤモンドのファセット表面全般の状態を表し、シンメトリーはファセットの位置と形の正確性を意味します。

ラウンドブリリアントカットのプロポーション

カットで最高評価は、3EX(トリプルエクセレント)と呼ばれる、プロポーション(Cut)・ポリッシュ(Polish)・シンメトリー(Symmetry)の3つの項目で、それぞれExcellent評価を 得たものです。









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